2008/5/20現在のGoogle Page Creatorについて
現段階においてGoogle Page Creatorを使用してサイトを作成、公開するには少々厳しい環境であるというのが現時点での感想です。
ここでは Blogger を比較対象としながら Google Page Creator の使い道を模索したいと思います。
フォルダを作成できない
フォルダを作成できないため作成したファイル、アップロードしたファイルを含めディレクトリ管理できないことです。そのためページ数やアップロードしたファイル数が多くなると管理に不便を感じるでしょう。
URLが『http:// Gmailアドレス + googlepages.com』になる問題
サイト右上のコンボボックスの項目「Create another site」を選択し、新しいサイトを作成すれば新しく作成されたサイトのアドレス(ドメイン名?)は任意の文字列を指定できるためこの問題は解決します。アップロード可能なファイルの種類
画像ファイルをはじめ、エクセルやワード、jsファイル、CSSファイルなどもアップロード可能です。Blogger(Picasa)にアップロードできないファイルをこちらにアップロードし、リンクを貼ったり参照するという用途も一つの手段として"有り"でしょう。
ただ一度アップロードしたファイルを編集することはできないため、一旦ローカルに落して編集し再アップするしかありませんのでそういった面では少々不自由を感じます。
CSSの適用
Google Page Creatorで作成したページは head タグ内を弄れないためCSSファイルをアップロードしても適用できません。HTMLのタグ内に書く手もありますが後々のことも考えると少々気が引けます。
しかし、アップロードしたhtmlファイルならそれが可能となるためサイトのトップページのみGoogle Page Creatorで作成したページを使用し(Homeとなるページは必ずPage Creatorで作成したページしか指定できない)実際のコンテンツは別途作成しアップロードするのが良いかもしれません。
利用可能な容量
利用可能な容量を比較するとGoogle Page Creatorの容量は100MB、Bloggerは基本的には無制限ではあるがPicasaのアップロードできる容量が1GBであることから、これ+が実質的容量に相当するでしょう。
Bloggerの制限については下記を参照してください。
尚、Bloggerにアップロードされた画像はPicasa ウェブアルバムに該当ブログ用にフォルダが作成されそこにすべて保管されていますので管理するのが容易です。
欲を言えば、Picasaの方からはどのファイルが使用されているか否か分からないので誤って削除しないように使われている画像にはフラグでも表示してくれれば有難いですね。
最適な用途
数年前はBloggerの自ブログをカスタマイズする方法としてGoogle Page Creatorを画像庫として使用していたようですが、現在はPicasaがあるため、Picasa = 画像庫
Page Creator = 画像以外のファイルをアップロードしたい時に使用
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